2020年8月27日木曜日

第1次AIブーム詳細(AIの誕生・探索と推論・パーセプトロン)

最近流行っているAIを2年程前(2018年頃)から仕事で扱うようになり、それにあわせて色々勉強したので その内容を備忘を兼ねてまとめようと思います。

第1次AIブームとは

第1次AIブームとはAIの歴史のうち1956~1974年頃を指す。この時期に主に起きた事は以下と言われている。 今回は、これらについて詳細を調査して纏めておく。

  • AIの誕生
  • 探索と推論
  • パーセプトロンの発明

AIの誕生

人工知能とは、1956年夏に米国ニューハンプシャー州ダートマス大学にて開催された会議にてジョン・マッカーシーによって提唱された概念である。

The Dartmouth Summer Research Project on Artificial Intelligence(ダートマス大学夏の研究プロジェクト)


概要:
  • 出現して間もないコンピュータに人間のように知的な情報処理をさせられないかと研究者たちは考えた
  • ロックフェラー財団からの財政支援を受け、8週間にわたって集中討議を行った

提唱された人工知能の課題:
  1. コンピュータがシミュレーションできるように知能の機能を正確に記述すること
  2. コンピュータが人間と同じように言語を操作できるようにすること(=自然言語処理)
  3. 神経回路網(=ニューラルネットワーク)を使って高次のタスクを実行できるようにすること
  4. 計算の複雑さに関わる理論をつくること
  5. コンピュータが自己の能力を改善する学習能力を実現すること
  6. 抽象化機能を実現すること
  7. 本題に直接関係しないが示唆に富むヒントを用いた創造的思考を実現すること

探索と推論

迷路を解く問題において、分岐点ごとに場合分けして進む「探索」が用いられた。 コンピューターは場合分けをして繰り返し計算が得意である為、相性が良い手法であった。


パーセプトロンの発明

第一次AIブームの中で様々な手法が発明された。 中でもパーセプトロンは、Deep Learningにつながる重要な発明であった。
分類対象が直線で分類可能である場合、パーセプトロンで識別する基準を見つけることができる。 これを「パーセプトロンの収束定理」と呼ぶ。
しかし、パーセプトロンでは線形分離が不可能な問題では値が収束しない。そのため、ごく単純な問題にしか適用ができずニューラルネットワークアルゴリズムのブーは下火となった。