2021年1月8日金曜日

Rの日付操作方法

 概要

Rのデータ分析でよく使う日付の操作コマンドをメモしようと思います。


コマンド

①文字列から日付型(yyyy-mm-dd)への変換

> # xlsxやcsvファイルを読み込むと数値表示になってしまう事がある
> X[, Date]
[1] 44003
> # この場合、as.Date関数を用いる事で修正が可能。
> # 「origin="1899-12-30"」は、xlsxやcsvの仕様に基づくおまじない
> # 「tz="Asia/Tokyo"」は、タイムゾーン。下記等を指定可能。
> # 日本:"Asia/Tokyo"、世界標準時:"GMT"
> X[, Date] <- as.date="" date="" origin="1899-12-30" span="" tz="Asia/Tokyo")
> X[, Date]
[1] 2020-06-21


②文字列から日時(yyyy-mm-dd hh:mm:ss)への変換

> # xlsxやcsvファイルを読み込むと数値表示になってしまう事がある
> X[, datetime]
[1] 43815.55
> # この場合、as.POSIXct関数を用いる事で修正が可能。
> # 「origin="1970-01-01"」は、日時操作時のおまじない > # 「tz="Asia/Tokyo"」は、タイムゾーン。①と同。 > X[, datetime] <- as.POSIXct((X[, datetime]-25569)*86400, tz="Asia/Tokyo", origin="1970-01-01")
> X[, datetime]
[1] 2020-05-14 07:05:00


③文字列から時間(hh:mm:ss)への変換

> # ②から「hh:mm:ss」になる部分だけを取り出せば良い
> X[, time]
[1] 43815.55
> # ②からformat関数で「hh:mm:ss」だけを取り出す
> X[, time] <- format(as.POSIXct((X[, time]-25569)*86400, tz="Asia/Tokyo", origin="1970-01-01"), "%H:%M:%S")
> X[, time]
[1] 07:05:00

①と②は紹介している書籍やブログが結構あるのですが③は意外と調べるのに苦労しました。
ということで、本日はここまでで。

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