概要
Rを開発出来る環境であるR Studio SeverをVagrantで作成したCentOSのゲストマシンに構築する手順のメモです。
用語
・CentOS:LinuxのOS。・R:統計解析向けプログラミング言語
・R Studio Server:Linuxサーバー上で走っているRに対してブラウザベースのインターフェースを提供するアプリケーション
事前準備(前提とする環境)
・CentOS7.6.1810手順
ゲストマシンのポートフォワーディング設定
ホストマシンからアクセス出来るように「Vagrant」ファイルの設定を修正します下記のとおり修正します。
# Create a private network, which allows host-only access to the machine # using a specific IP. # config.vm.network "private_network", ip: "192.168.33.10" config.vm.network "private_network", ip: "192.168.33.10" # ←ここの行を追加
上記の設定変更が完了した後、Vagrantをupしてゲストマシンに接続します。
R runtimeをインストール
事前に、CentOS 標準のリポジトリでは提供されていないパッケージをyumコマンドでインストール出来るようにするために、下記コマンドでepelをインストールします
$ sudo yum install epel-release
下記事前準備が完了したら、コマンドを実行してR runtimeをインストールをインストールします。
$ sudo yum install R
R Studio Serverをインストール
以下のコマンドでR Studio Serverの公式からrpmをwgetしてインストールします
$ wget https://download2.rstudio.org/server/centos6/x86_64/rstudio-server-rhel-1.2.1335-x86_64.rpm $ sudo yum install rstudio-server-rhel-1.2.1335-x86_64.rpm
R Studio Serverの起動とホストマシンからのログイン
下記コマンドでR Studioサーバーを起動します。(備忘でstopとrestartも残しておきます)
$ sudo rstudio-server stop $ sudo rstudio-server start $ sudo rstudio-server restart
起動したらホストマシンからアクセスします。
アクセスするアドレスは以下です。
http://192.168.33.10:8787/
アクセスに成功するとログイン画面が表示され、ユーザーIDとパスワードの入力を求められます。それらはR Studio ServerのIDとパスワードの情報を引き継いでいるので、「vagrant/vagrant」でログイン出来ます。
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