目次
概要
Nuxt.js 2.0.0がリリースされたので、スターターテンプレートを動作させてみたメモです。 その中で、「TypeError: Cannot read property 'eslint' of undefined」が発生したのでその対処方法も記載します。用語
Nuxt.js:Vue.jsをより開発しやすくするためのフレームワーク事前準備(前提とする環境)
Ubuntu 18.04(Virtual Boxに構築)(Python3.5.2含)手順
基本的には、Nuxt.jsの公式に記載しているとおりの手順でインストールし、スターターテンプレートを実行するように準備します。
まずは、Nuxt.jsインストールの事前準備としてnpmとvueをインストールします。
$ sudo apt-get install npm $ npm install -g @vue/cli @vue/cli-init
準備完了したら、スターターテンプレートのインストールを行います。nuxt_testは適当につけたプロジェクト名なので、お好きな名前にアレンジしてOKです。
$ vue init nuxt-community/starter-template nuxt_test
インストールが終わったらnpmを起動します。
$ cd nuxt_test $ npm install $ npm run dev
このあと、http://localhost:3000にアクセスすれば起動できたのですが、以下のようなエラーが発生して起動できなくなっています。
ERROR in ./.nuxt/client.js Module build failed (from ./node_modules/eslint-loader/index.js): TypeError: Cannot read property 'eslint' of undefined at Object.module.exports (/node_modules/eslint-loader/index.js:148:18)
こちらへの対応策は以下2パターンです。
①原因を解決する。
本件の原因は、Nuxt2.0.0からisClientが利用出来なくなった事によるようです。ですので、以下ファイルを修正する事で解決できます。
(修正前) extend (config, { isDev, isClient }) { if (isDev && isClient) {
(修正後) extend (config, { isDev }) { if (isDev && process.client) {
②バージョンを戻す
当然、Nuxt1.0.0の時は使えたのでバージョンを戻す事で再び動作させる事が出来ます。バージョンを戻すのは以下のファイルを修正する事で可能です。
(修正前) "dependenceies": { "nuxt":"^2.0.0" },
(修正後) "dependenceies": { "nuxt":"^1.0.0" },
これで改めて「npm run dev」し、http://localhost:3000にアクセスしてみてください。正しく動作する事が確認出来ると思います。
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